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いざと言う時

先日、幼稚園で講座がありました。
今回は救急救命講座。
人工呼吸、心臓マッサージ、AEDの使い方を
ざっくりと教えてもらいました。
流れをDVDで見て実践タイム。

順番にやっていったんやけど、
人のを見てると次はこうよね、ああよね、と
思っててもいざ自分の番になると

えーっと、、、反応なしのあとに通報やったよね?


呼吸確認してから、、、マッサージが先やった??



今やってたやん!
自分にツッコミ入れたくなるくらい。
これ訓練やからええけど、
実際になったらパニックになりそう。。。
でやってみて思ったのは


意外に人工呼吸って難しい。


空気入ってるのか?ってくらいに
胸が膨らまない。
もっとがばーっと口を開けなあかんかったんやろな。
マッサージも力はこんな程度でええのか??
AEDパッドもこの位置でいいのか??

自分がやってもらう立場じゃないだけに
何かすごい気になる。
間違ってたら、、、と怖くなる。

質問タイムでは

「通報時に自分のいる場所が知らない場所の時は?」

「血が出ていてもマッサージをするのか?」

「女性の場合、下着ははずすのか?」

「浴槽など水場で気を失っていたりした時は?」


などなど。
いざとなったらそんな余裕ないかも、ってのが
一番の答えやったけど、
























出来る範囲で出来ることをして
命を助けることが優先




道端で人が倒れているのを見たら
まず声をかけるなど勇気を出して
見てみないふりをしないこと。
それから出来ることをしてほしい、と。
消防士さんの言葉に重みを感じました。

大阪市内では救急車要請から
実際に来るまでに平均5分。
心配停止から5分でほぼ半分の人は死んでしまいます。
ということは身近にいる人が
なんらかの処置をしてあげることで
かなりの人が助かります。

必ずAEDを使えば助かる、というわけではないので
まずは通報、意識確認、
必要ならば心臓マッサージ、人工呼吸。
人工呼吸はかならずしもいらないそう。
血液中に酸素が残っているので
心臓を動かしてあげれば呼吸は出来るようになることが
多いのだとか。

AEDは除細動機という名前の通り、
心臓が痙攣状態なのを一度止めるもの。
それからマッサージで正常な動きに治す、という
手助けをするもの。
AEDは音声ガイドがついてるので
電気ショックが必要か不必要か判断してくれるし、
ボタンを押すだけでOK。
今は大きなマンションや銀行などにも
どんどん置いていってるそうです。

子供は大人よりもマッサージによる
蘇生率が高いので
通報よりもまず心臓マッサージ2分だそうです。
ちなみに現在はマッサージ30回、
人工呼吸2回、が基本なんだそう。
全体重をかけるようにするので
結構、力いります。

皆さんもチャンスがあったら
是非講座を受けてみてください。
大事な家族、友人がいつそうなるかわかりません。
知らない人でも大切な命。
皆で助け合って大事にしましょう。


<質問の答え>

「通報時に自分のいる場所が知らない場所の時は?」
→大きな目印、または自販機(住所が書いてある)を伝える。
 固定電話ならほぼ正確に位置が把握できるそうです。

「血が出ていてもマッサージをするのか?」
→止血しながらがベストだけど、静脈出血ならなくても。
 動脈の場合は出来れば協力し合って止血しながら。

「女性の場合、下着ははずすのか?」
→電極パッドに触れると怪我をする恐れもあるので、
 ネックレスなども同様になるべく首の方へあげるか、はずす。
 ペースメーカーを入れてる人もいるのでその場合触るとわかるから
 そこから3cmほど離して貼る。

「浴槽など水場で気を失っていたりした時は?」
→とにかく平らで広いところ(廊下やリビング)へ出す。
 重ければ引きずってでも。それから顔を横向けに。
 水を吐いていたらそれでいいけど、吐いてなければマッサージ。



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1回くらいじゃ忘れそう・・・

by hunnie | 2010-06-18 11:00 | 日常

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